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四柱推命専門用語集



日貴の解

日貴日の生まれは性質はありのままで飾り気がなく恵徳を有する。

恵徳とは神仏や人に可愛がれることであり、傲慢な気質がない。

温和であり卑賎にならない。晩年は風流を好み衆人の上の立場になることが多い。

この日貴日の生まれながらにして刑と冲があれば、貴が変じて凶となり却って長上から忌み嫌われやすく災難にあいやすい。

比劫(比肩・劫財)あるものは大運の空亡に遇う時に災害に至ることもあれど、四柱中に三合して財(偏財・正財)となれば空亡の災害を免れることができる。 また、魁ごうがあり大運と流運と三合する歳に遇えば大凶となる。


椿昊閃の持論解釈

日貴にあたるのは、丁酉日、丁亥日、癸巳日、癸卯日生まれをいいます。

丁酉、丁亥、癸巳の生まれは自分で自分を律する事ができる事からこのような伝えになっているようです。

癸卯の日の生まれは素直過ぎて正直者が多いので愛される事が多いからでしょう。

刑と冲があればご年配や先輩から嫌われるというのは、頭が良すぎて融通が効かなくなる身体と思います。出る杭は打たれるのですが、賢すぎて打つぐらいでは消えないのです。なので結構な酷い事をされる可能性もあるので災難にあうとされるのでしょう。

魁ごうがあり、大運と流運と三合となると何故大凶となるかといいますと、

丁酉、丁亥、癸巳の三合は日ごろは穏やかなのにいきなり攻撃的になり、智謀に長けているので事が大きくなるからだと思います。

癸卯の三合は多分騙されます。卯・未・亥の三合となると食傷が強くなるので犯罪に巻き込まれるかお酒や異性に溺れる可能性があるから大凶なのだと思います。




全ての神殺に共通する事は、空亡に落ちたり、多すぎたり少なすぎる場合に問題が生じやすい。 やはり、この吉星が巡っていても五行のバランスと全体の命式の状態や環境によって大きく変わる。

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